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ActiveReports 11.0J Serverでは、レポート、ユーザー、ロールなどのリソースを1つのサーバーから別のサーバーに移行するためのPowerShellモジュールの移行ツールが用意されています。本ツールは移行の用途だけでなく、各リソース類のバックアップや復元の用途にも使用できます。
リソース移行ツールは以下の場所に配置してあります。
C:\ActiveReports 11.0J Server\SDK\Samples\Migration PowerShell Module
Windows PowerShellコンソールを開きます。
次のコマンドを入力します。
cd "%\Samples\Migration PowerShell Module"
PS C:\> Set-ExecutionPolicy Unrestricted -Scope CurrentUser
PS C:\> Import-Module .\ArsMigration.psd1
メモ: 上記のコマンドを実行すると、次の警告メッセージが表示されます。
|
次のコマンドを実行して、使用可能なコマンドのリストを実行します。
PS C:\> Get-Command -Module ArsMigration
ActiveReports Serverからデータをエクスポートします。
構文 | Export-ArsData [[-Types] <String[]>] [-Path] <String> [[-Session] <PSObject>] [<CommonParameters>] | ||
パラメーター |
-Types <String[]>: エクスポートするリソースのタイプです。指定されていない場合、すべてのサポートされているリソースがエクスポートされます。
-Path <String>: エクスポートされたアーカイブを格納する出力ファイルです。 -Session <PSObject>: ターゲットのサーバーのセッションオブジェクトです。 <CommonParameters>: このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: Verbose、Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、OutBuffer、および OutVariable。詳細については、 |
||
必須なパラメーター | Path | ||
例 |
|
ActiveReports Server から指定されたタイプのリソースリストを取得します。
構文 | Get-ArsList [-Type] <String> [[-Session] <PSObject>] [<CommonParameters>] |
パラメーター |
-Type <String>: リストするリソースのタイプです。 -Session <PSObject>: ターゲットのサーバーのセッションオブジェクトです。 <CommonParameters>: このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: Verbose、Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、OutBuffer、および OutVariable。詳細については、「about_CommonParameters」を参照してください。 |
必須なパラメーター | Type |
例 |
|
指定されたリソースの内容を取得します。
構文 | Get-ArsResource [-Id] <String> [-Type] <String> [[-Path] <String>] [-Description] [[-Session] <PSObject>] [<CommonParameters>] |
パラメーター |
-Id <String>: リソースの id です。 -Type <String>: リソースのタイプです。 -Path <String>: 出力ファイルへのパスです。 -Description [<SwitchParameter>]: -Session <PSObject>: データの移行先のサーバーを指定するセッションオブジェクトです。 <CommonParameters>: このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: Verbose、Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、OutBuffer、および OutVariable。詳細については、「about_CommonParameters」を参照してください。 |
必須なパラメーター |
Id Type |
例 |
|
以前にエクスポートしたデータを指定されたファイルからターゲットの ActiveReports Server にインポートします。
構文 | Import-ArsData [-Path] <String> [[-Session] <PSObject>] [<CommonParameters>] |
パラメーター |
-Path <String>: エクスポートされたアーカイブへのパスです。
-Session <PSObject>: データの移行先のサーバーを指定するセッションオブジェクトです。 <CommonParameters>: このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: Verbose、Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、OutBuffer、および OutVariable。詳細については、「about_CommonParameters」を参照してください。 |
必須なパラメーター | Path |
例 |
|
サーバーから別のサーバーまでの単一リソースの移行を実行します。
構文 | Migrate-ArsResource [-Type] <String> [-Id] <String> [[-From] <PSObject>] [[-To] <PSObject>] [-SkipValidation] [<CommonParameters>] |
パラメーター |
-Type <String>: 移行されたリソースのタイプです。 -Id <String>: 移行されたリソースの id です。 -From <PSObject>: データの移行元のサーバーを指定するセッションオブジェクトです。 -To <PSObject>: データの移行先のサーバーを指定するセッションオブジェクトです。 -SkipValidation [<SwitchParameter>] <CommonParameters>: このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: Verbose、Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、OutBuffer、および OutVariable。詳細については、「about_CommonParameters」を参照してください。 |
必須なパラメーター |
Id Type |
例 |
|
サーバーから別のサーバーまですべてのリソースの移行を実行します。
構文 | Migrate-ArsResources [[-Type] <String[]>] [[-From] <PSObject>] [[-To] <PSObject>] [<CommonParameters>] | ||
パラメーター |
-Type <String[]>: 移行されたリソースのタイプです。
-From <PSObject>: データの移行元のサーバーを指定するセッションオブジェクトです。 -To <PSObject>: データの移行先のサーバーを指定するセッションオブジェクトです。 <CommonParameters>: このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: Verbose、Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、OutBuffer、および OutVariable。詳細については、「about_CommonParameters」を参照してください。 |
||
必須なパラメーター | Null | ||
例 |
|
リソースを ActiveReports Server にアップロードします。
構文 |
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パラメーター |
-Name <String>: 新規リソースの名前です。 -Type <String>: 新規リソースのタイプです。 -Path <String[]>: アップロードするファイルへのパスです。 -Content <Array>: 文字列としてのリソースの内容です。 -Overwrite [<SwitchParameter>]: 既存のリソースを同じ名前で上書きするかどうかを指定します。 -SkipValidation [<SwitchParameter>] -Session <PSObject>: データの移行先のサーバーを指定するセッションオブジェクトです。 <CommonParameters>: このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: Verbose、Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、OutBuffer、および OutVariable。詳細については、「about_CommonParameters」を参照してください。 |
必須なパラメーター |
Type Path Content |
例 |
|
指定されたユーザーの資格情報と ActiveReports Server URI を使用してセッションを作成します。
構文 | New-ArsSession [-User] <String> [-Password] <String> [[-Uri] <String>] [-Default] [<CommonParameters>] |
パラメーター |
-User <String>: ログインするユーザー名です。 -Password <String>: 指定されたユーザーのパスワードです。 -Uri <String>: サーバーの URI です。 -Default [<SwitchParameter>]: 結果を他のコマンドレットのデフォルトセッションとして設定するかどうかを指定します。 <CommonParameters>: このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: Verbose、Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、OutBuffer、および OutVariable。詳細については、「about_CommonParameters」を参照してください。 |
必須なパラメーター |
User Password |
例 |
|
各コマンドの詳細情報を取得するには、次のコマンドを実行します。
PS C:> Get-Help <Command> -Full
現在のユーザーに対してモジュールをインストールして、モジュールの自動ロードを有効にするには、モジュールファイルを次の場所に配置します。
$Home\Documents\WindowsPowerShell\Modules\ArsMigration